手品で乗り切る会社員生活

手品が趣味の会社員のブログです

ハンキーパンキー?~Memories~

会社員で手品師のコクトーです。

 

では、ハンカチとコインの手品の思い出話。もともとは学生時代のサークルにいたコインの達人から教えてもらいました。コインのテクニックが不足していてもそれなりに見えてしまうので、大変重宝しています。

 

クライマックスの部分は色々な変遷を辿っています。最初に教えてもらったときはコインを完全に消してしまって終わる手順でした。確かワイシャツの胸ポケットで処理してました。ジャンボコインを手に入れてからは、ラストをジャンボにしましたが、出るだけだとなんとなく寂しいので虫眼鏡を出して、大きく見えるだけなんですというオチをつけてみたりした時期もあります。10円玉のジャンボを手に入れてから今の二枚のジャンボコインが出て来る手順で落ち着いています。ちなみにジャンボ10円玉はサークル仲間が使いみちが思いつかなくてくれたものです。僕もこの手順以外で使い方が思いついていないです。

 

最初の方にボトルを出すのも後から追加した手順です。ボンバー畑氏が最初にデックと栓抜きを出してからボトルを取り出してたのを真似しています。元ネタボブリード氏らしいのですが、見よう見まねでやっています。コインが出たという現象をミスディレクションにしてボトルを取り出すという流れが好きなんですが、手順的にはコイン→ボトル→コインとなるので現象が大きくなったり小さくなったりバランスが悪いかなとも思っています。

 

マンモスコインもこの手順に加えられると思って買ったんですが、扱いが難しくてしばらくはお蔵入りしていました。ちなみにマンモスコインは以下を使っています。

www.frenchdrop.com

 

このマンモスコインは見た目がきれいなのと軽量なので非常に扱いやすいのですが、お客さんに持たせるには質感が安っぽいのが難点だなと思っています。そして軽いといえ、これを体からロードしようと思うと仕込み位置が難しく、一回演技前に床に転がしたことがあります。ふじいあきら氏の手順などを勉強すれば、もっと良い使い方がわかるのかもですが、技量的に無理そうなので尻込みしています。

そんなわけでロードする場所が決められなくて使っていなかったんですが、先日自分の手前に置いた道具箱からロードする形で解決しました。その際に使用したのは道具箱ではなく以下リンクのカバンです。

www.amazon.co.jp

 

このバッグ、普通に仕事での通勤用に買ったんですが、「の物を取り出しやすい形で自立する」という大変都合の良い特性があります。机において自分側に口が開くよう置くと、お客さんからは中身が見えないので、手品師の道具入れとして非常に都合の良い状態になります。中にも細かい仕切りがつけられるのでマンモスコインを立てた状態で保持したり、何かを捨てながら道具をスチールするのにも大変好都合です。会社員手品師向けのアイテムとしておすすめです。

 

話がそれましたが、この手品に使うハンカチの最適解がまだ見つかっていません。大きめで500円玉の色とかぶらなくて裏表の区別がなくて質感が良いハンカチを探しています。綿のハンカチはシワになってしまいますが、あんまりツヤツヤのハンカチだと日常品に見えなくなるというジレンマもあり、紳士用のハンカチ売り場で悩む日々です。

 

と、いったところでハンキーパンキーというのかわかりませんが、ハンカチとコインの手品についての紹介を終わります。