手品で乗り切る会社員生活

手品が趣味の会社員のブログです

ワンコインルーティーン〜Memories〜

会社員で手品師のコクトーです。

 

今日はワンコインルーティーンに関する思い出など。

あまりにも色々なマジシャンが発表しているため何を最初にみたのかは覚えていませんが。学生時代にみたスライディーニやデビッド・ロスの演技が原点かと思います。ギャリーカーツなんかもよくみてました。ふじいあきら氏が幻神と名乗っていたころのテレビ映像とかも強烈でした。あの手順がレクチャーDVDとして売り出されているなんて夢のようです。。。

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ただコインマジックについては色々と複雑な想いがありまして。学生時代に先輩に上手な人がいて、その人が本当にストイックにコインだけを演じていて、なんとなく近寄りがたかった雰囲気があります。そして同級生にも信じられないほどの名手がいて、とにかくサークル内でコインマジックのハードルがものすごく高かったんですよね。彼らに比べて自分があまりにも下手すぎて、練習する気力がわきませんでした。。。

 

そんなわけで初歩的な技法はできるんですが、本格的な手順や高度な技法はできず、ぶっちゃけ手順として通せるのはワンコインルーティーンと、そのバリエーションのハンカチを使う手順の2つだけです。スペルバウンドとかも覚えたりはしたんですが、人に見せられるレベルではなく。。。

 

そんな感じで自分の技法の完成度にも自信がないので、ワンコインルーティーンをやるときはとにかくサラッと通すようにしています。指先のバニッシュをじっくり見せるというよりは、身体の向きの入れ替えも含めてのミスディレクションを多用する、サロン向けの手順としています。リズムと現象の連続でごまかしている感じですね。いや、ほんと、コインマジシャンの皆さん、何の役にも立たない記事でスミマセン。

 

コインなら持ち歩きの道具もコンパクトで、素晴らしい手順が沢山あり、身につければ強力な武器になると思いつつ、結局身につけられないまま過ごしています。コインマジックの本やDVDも結構買ってるんですけどね。。。

 

コインマジックがちゃんと出来る人を心の底から尊敬します。ポンタ・ザ・スミス氏とか見てると人間業とは思えない。。。

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