手品で乗り切る会社員生活

手品が趣味の会社員のブログです

アンビシャスカード〜Introduction〜

会社員で手品師のコクトーです。

 

飲み会の場、主に居酒屋でできるカードマジックとして重宝する、アンビシャスカードの紹介です。前田知洋氏がテレビで演じてすっかりメジャーになりましたね。

 

飲み会でやる際の都合の良い点をあげていきましょう。

まずトランプ自体が出すと喜ばれます。手品師のトランプを触ってみたいという人も多いので、渡して混ぜてもらうなどすると喜ばれます。

次に手順にもよりますがテーブルなしのスタンディングで演技可能です。かなり広範囲のお客さんに見せることが可能です。使う技法ごとに注意が必要ですが、概ね角度にも強くやりやすいです。

トランプにサインをしてもらう、サインしたトランプをプレゼントする、等はお客さんに特別感を提供できて喜ばれます。そもそもテレビで見たネタを生で見られるということ自体が結構喜んでもらえます。

デメリットがあるとすればトランプが消耗品、サインしてもらうと揃わなくなるので消耗が早いというあたりでしょうか。一応エースや絵札が選ばれないように気をつけてはいますが、選ばれてしまったときは諦めてサインしてもらいます。

あと滅多にないですが、テーブルにトランプを落としたり、お客さんに渡したタイミングなのでトランプが濡れてしまうと悲しいことになります。

それと有名すぎるので自分が手順に入れていない上げ方などを指定されると困ります。あとやる前に落ちを言われるのも困りますね。

デメリットについては無理にひねり出せばありますが、手品自体としてはほぼ欠点がない理想的な手品だと思います。

 

演じる側としても自分なりの手順を組み立てたあとも、その場の雰囲気に合わせて新しい技法を試したりできる、ライブに強くて楽しい手品です。トランプマジックを即興で一つだけやるとしたら、迷わずアンビシャスカードを演じます。とはいえ僕の場合、会社員で手品師という立場上、同じお客さん相手に何度も手品を見せるのでアンビシャスカード以外にも色々とネタを用意しておく必要がありますが。。。

 

レギュラーデックとサインを書いてもらうようのペンだけ持っていれば、いつでもどこでも演技可能なので、携帯性も高く、飲み会手品としては理想的です。