ワンコインルーティーン〜Routines〜
会社員で手品師のコクトーです。
今回は僕のワンコインルーティーンの手順のご紹介です。
例によってお客さん目線での流れを書いてみます。
前説
・何か手品やってよ!と言われたらスタート。
第一段
・「ではこれを使います」と言って、空中の何かを右手で掴むジェスチャー
・それを左手に渡して「見えますか?」と聞く ※当然何も見えない
・「見えるようにします」と右手でつまみ上げて、左手でおまじないかけると
右手に500円玉が出現する
第二段
・500円玉を左手に握るが手を開けると消えている
・左手を拳にして右手でおまじないをかけると出て来る
第三段
・左手の指先の500円玉を右手でつまんで肘にこすり当てると消える
・反対の肘から出てくる
第四段
・左手の指先の500円玉を右手でつまんで投げると消える
・左手にもない
・お客さんの背中あたりに手を伸ばすと出現する
・お客さんに両手を出してもらって、その上に置くとジャンボ500円玉になっている
という流れでやります。テンポ良くやると1分位。
ある程度コインをかじった方ならわかると思いますが、基本技法のみの非常に単純な手順です。しかも僕自信の技術も大したことがないので、正直マジシャン相手にはとても見せられません。。。
デビッド・ストーン氏やポンタ・ザ・スミス氏のDVDは持っていて練習もしてはいるのですが、全く身につく気がせず、結局上記のような単純な手順です。
こういう書き方をするとコインマジシャンに怒られそうですが、手順全体が最後のジャンボコインを出すための前フリでしかないと思っています。そもそも500円玉が小さいので、飲み会でやってると「小さくて見えない!」みたいな声がかかったりします。そう言われたら占めたもので、じゃあこれでと言って大きくしてみせます。
Introductionにも書きましたが、子供相手に手品をするときは500円玉は使いたくないので、そういうときは手芸用品店で買った以下の写真のようなクッキーのおもちゃを使っています。
こっちの方がサイズ的にも一回り大きくて、チョコ風味とカラーチェンジできたり、ただ消すのではなく食べたフリをして消したりと使い勝手が良かったりもします。ただこちらの場合はジャンボ500円玉のような決定的なオチがつけられないのが難点です。大きめのクッキーに変化しても、インパクトが弱いんですよね。
結局飲み会での手品としては500円玉をつかっていて、クッキーは親戚の子供に会う時などにポケットに忍ばせておくようにしています。
手順についてはこんなところで、次は思い出話などを書きます。